Suika2はビジュアルノベルを制作するためのツールです。
Suika2はマルチプラットフォーム対応で、下記のアプリが実際に制作されています。
ほかにも、こんなメリットがあります。
Suika2 Proは、Suika2に同梱されている無料のエディタ&デバッグツールです。
基本となる小説を書いた上で、右クリックして演出を追加すればゲームを作ることができます。
Suika2 ProのVisual Live Scripting技術は、GUIの便利さとスクリプト記述の効率性の間でバランスを取った、2001年からの研究開発の成果です。
さらに、1行ずつ実行できるデバッグ機能や、変数の変化を確認する機能もあります。
ゲームのエクスポート機能もついており、公開先サイトを指定して、Windows/macOS/iOS/Android/Web向けのゲームを出力可能です。
Suika2で作ったゲームはそのままWebブラウザでも公開できます。
背景画像のJPEG化、音源圧縮などの工夫をすれば、200MB程度の大きさのゲームをWebで提供できます。 外出中のユーザ様にもインストール不要で遊んでいただけるので、製品のデモや体験版に最適です。
ブラウザ版をどこで公開するか迷ったら、 ふりーむ! 様へどうぞ! Suika2開発サイドでも動作確認が取れている上、 ふりーむ!様のサイトでも紹介されています。
仕様として、ページ表示の段階でゲームデータを全部まとめてダウンロードするため、 電車内などでプレイ中に通信品質が変わっても影響を受けません。 スマホ/タブレットでは2本指タップが右クリックと同じ効果ですが、 右クリックがなくても使えるようにUIを整備してあります。
Suika2で作ったゲームは、Suika2 Proでエクスポート後、
Appleから提供されているXcodeで開くとワンクリックでビルドできます。
ご自身のiPhoneかiPadに転送するだけでしたら、
MacとApple Developer Programアカウントがあれば審査は不要で、
10分もかかりません。
AppleのTestFlightという仕組みを使えば、審査不要で身内のみに配信も可能です。
iOS向けに配信を行うことで、Apple Siliconを搭載したmacOSにも配信が可能です。
Suika2のスポンサーである LUXION SOFT LLC.社 にゲームデータを送付すれば、 手間なし・費用なしでAppleのApp Storeに公開できます。
Suika2で作ったゲームは、Suika2 Proでエクスポート後、 Googleから提供されているAndroid Studioで開くとワンクリックでビルドできます。 ご自身のAndroidスマホに転送するだけでしたら、登録や審査は不要で、10分もかかりません。
Suika2のスポンサーである LUXION SOFT LLC.社 にゲームデータを送付すれば、 手間なし・費用なしでAndroidのGoogle Playストアで公開できます。
マウス操作でゲームを作るツールです。
「マウス操作じゃなきゃ作れない!」という声に応えて、1週間程度で試作してみました。
2001年に公開した初代・西瓜Studioの流れを汲んでいます。
このようなビジュアルエディタはとっつきやすい反面、作業効率の点で長いストーリーには不向きですので、
Suika2 ProのVisual Live Scripting技術に移行中です。
ライセンスが緩やかなのがSuika2の魅力です。
わからないことや、機能追加の要望、バグ修正依頼など、迅速に対応しています。初心者歓迎でお待ちしております!
チャット内では流れを読まずに質問することが推奨されており、人付き合いが苦手な方、Discordが苦手な方でも大丈夫です。
開発者ktabataへの連絡は下記のどれでも可能です。お気軽に!
1990年代後半から2000年代前半にかけて、 吉里吉里/KAGやNScripterといったソフトウェアが、 同人や商業のビジュアルノベル市場を牽引し、業界を成長させました。
ところが、2010年代にゲームの主要なプラットフォームがスマートフォンに移行したあと、 ビジュアルノベルをスマートフォンで動作させられる標準的なソフトウェアが誕生しませんでした。
この背景には、ライトなゲームはHTML/JavaScriptに取って代わられるという市場の観測がありました。 よって、2010年代に誕生したビジュアルノベルエンジンの多くは、HTML/JavaScriptの技術を利用していました。 しかし、10年経って、ライトなゲームがHTML/JavaScriptヘ移行するという未来はやってきませんでした。 結果的に、2023年10月に至るまで、ビジュアルノベルをスマートフォンで簡単に実現するための、 標準的と言えるソフトウェアが存在しませんでした。
Suika2は、2023年10月にこの空白を埋めた、これまでどこにも存在しなかったソフトウェアです。
つまり、Suika2は、インディーでも商業でも利用できる、2020年代以降の標準ビジュアルノベルエンジンです。 Suika2は、技術の選択が非常に堅実で、現実的で、実用的なソフトウェアです。 技術的に目新しいことがないので、オープンソースでは誰も取り組んでこなかったというのが実情かと思います。 こういうことは過去にもありました。例えばLinuxカーネルです。 みんながマイクロカーネルに熱狂する中で、技術的センスでそれを否定して誕生したのが従来型のカーネルであるLinuxでした。 同じように、みんながWebに熱狂する中、Suika2はネイティブで開発されてきました。
【実現した世界】Suika2は、個人/同人/インディーの作品が公開されるプラットフォームを、 これまでのPCとWebから、スマートフォンアプリへと拡大した実績を持ちます。 現在は家庭用ゲームへも実績を拡大しようとしています。
【目指す世界】このことにより、インディーと商業でのツールの垣根を撤廃し、 かつて多くの同人創作が商業化していった「勢い」を再び取り戻していきます。
Suika2は、実力派のクリエイタがスマートフォンのアプリストアで簡単に収益を上げられるような市場を、実際に創出しました。 これからは、一人でも多くのクリエイタが創作で生計を立てられるように、この市場を牽引していきます。