Suika2はいくつかの方法で多言語化をサポートしますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
言語指定子はSuika2に組み込まれている多言語化の仕組みで、ユーザのOSの「ロケール設定」(言語設定)によって動作を変えます。
次のロケールのリストをご覧ください。
言語 | ロケール名 |
---|---|
英語 | en |
フランス語 | fr |
ドイツ語 | de |
スペイン語 | es |
イタリア語 | it |
ギリシア語 | el |
ロシア語 | ru |
簡体中国語 | zh |
繁体中国語 | tw |
日本語 | ja |
その他 | other |
ゲーム開発者は other
を指定することで、どのシステムがどの言語にも一致しないときのデフォルト動作を指定できます。
次のスクリプトは英語と日本語でメッセージを表示します。 もしユーザのロケールが英語に設定されていれば、英語が表示され、日本語は表示されません。 もちろんその反対もあり、ロケールが日本語なら日本語のみが表示されます。
+en+This is an English Message!
+ja+日本語のメッセージです。
スクリプトの書き方にもよりますが、言語指定子はデフォルトの言語については省略することができます。 ただし、2つ以上の言語を使用する場合、ゲーム開発者はすべてのメッセージに言語指定子を使用することが好ましいです。
多言語化の別な方法として、アプリ開始時に言語を選択するという方法があります。 これはスクリプトの最初に次のような記述を入れることで実現します。
@choose ENGLISH "English" JAPANESE "日本語"
:english
@load english-script.txt
:japanese
@load japanese-script.txt
:end
他にもここでは議論されていない方法がいくつかあります: