キャラクタを単体で表示するには @ch を用い、複数を同時に操作するには @chs を使います。 また、キャラクタ単体を動かすには、簡易的なアニメーションである @cha を利用できます。
@ch center sample.png 0.5
キャラクタファイルはフォルダ ch に格納されている必要があります。 読み込み可能な画像ファイル形式はPNGのみです。
center は c と省略できます。
中央前面のキャラクタは、左右のキャラクタよりも上位のレイヤーで表示されます。
@ch right sample.png 0.5
キャラクタファイルはフォルダ ch に格納されている必要があります。 読み込み可能な画像ファイル形式はPNGのみです。
right は r と省略できます。
@ch left sample.png 0.5
キャラクタファイルはフォルダ ch に格納されている必要があります。 読み込み可能な画像ファイル形式はPNGのみです。
left は l と省略できます。
@ch back sample.png 0.5
キャラクタファイルはフォルダ ch に格納されている必要があります。 読み込み可能な画像ファイル形式はPNGのみです。
back は b と省略できます。
中央背面のキャラクタは、左右のキャラクタよりも下位のレイヤーで表示されます。
@ch center none 0.5
@chs center=center.png right=right.png left=stay back=stay duration=1.0
@chsは複数のキャラクタを同時に操作するコマンドです。 この例では中央と右以外のキャラクタに stay と指示しているので、これらは変更されません。 stay の代わりに none を指定すると、そのキャラクタは退場します。
@chs center.png stay stay stay 1.0 background.png curtain
@chsコマンドには背景も指定することができ、キャラクタと背景を同時に変更可能です。
@ch right sample.png 0 n 600 0 hide @cha right 2.0 move -600 0 show
最初の @ch で、キャラクタを右に600ピクセルずらして読み込んでいます。このとき、 hide を指定することでアルファ値を 0 にしています。 続く @cha で、キャラクタを左に600ピクセル移動しながら表示(show=アルファ値255)しています。
@ch right sample.png 1.0 @cha right 2.0 move 600 0 hide @ch right none
@cha で、キャラクタを右に600ピクセルずらして非表示(アルファ値0)にします。 続く @ch で、非表示になっているキャラクタを実際に削除しています。