更新情報
Polaris Engineとは
- Polaris Engineはノベルアプリを制作するためのツールです
- ノベルアプリとは小説をベースにイラストやサウンドで演出を行うスマートホン向けの創作ジャンルのことです
- Polaris Engineを使って制作された作品はAppleとGoogleのスマホアプリストアに展開されています
- Polaris Engineの開発ツールは現在、Apple, Google, Microsoftとの契約の下で各公式ストアにて正式リリースされています
- Polaris Engineは家庭用ゲーム機でもそのまま動作します
- Polaris Engineはどなたでもご利用いただける無料ソフトで、将来的にも有償化ができないライセンスで提供されています
- Polaris Engineを使えば、まだゲームやアプリの作り方を知らない方でも、簡単に取り組むことができます
- 2024年4月現在、Polaris Engineを使ってノベルアプリを作ることは、実力で商業クリエイタになる最短パスです
- まずはフリーゲームを制作してみませんか?ふりーむ!様の審査をクリアできれば、商業ストア審査もクリアできます
Polaris Engineの特徴
- 強力な開発環境があり、予算に合わせて、Windows, Mac, iPhone, iPad, Android, Chromebook, Linux, Webで開発可能
- iPhoneアプリ, Androidアプリ, Windowsアプリ, Webアプリなどの出力が1クリックで可能、しかも多言語対応
- ゲーム開発への入門に最適で、覚えることはUnityの10000分の1以下
- 視覚的操作しかできないノーコードツールとは異なり、実用的で効率的に、しかも簡単に開発できる
- ストア公開で収益化が可能で、エンジン利用料は永遠にゼロ
- 作品の人気が出たらインディー制作から商業制作へPolaris Engineのままシフトが可能 (家庭用ゲーム機も!)
- かんたんなチュートリアルに取り組めば、その日のうちに使いこなせる
- 開発環境がどんどん進化中
- 作品のデバッグがとても楽
- 作品のプレイヤにとっても「動作が軽くて安定」。素晴しい作品には、ふさわしい使用感を。
Polaris Engineで作ったゲームはどんな環境で動くの?
Polaris Engine制作のゲームはほぼすべてのデバイスに対応しており、下記のアプリが実際にワンクリックで出力できます。
- iPhoneアプリ
- iPadアプリ
- Androidアプリ
- Windowsアプリ (オプションでインストーラも自動作成可能)
- Macアプリ
- Webブラウザアプリ
- 家庭用ゲーム機ソフト (Unityを利用, Unreal Engineにも対応の予定)
Polaris Engineは下記の方におすすめ!
- ノベルアプリを制作してまずはフリーゲームとして公開したい方
- 就活で使うポートフォリオとしてゲーム完成の実績を作りたい方
- ゆくゆくは作品のストア公開や収益化も視野に入れている方
- 商業のゲームクリエイタを目指している方
- ご自分のスマホやタブレットで動作させてみたい方 (ストア審査なし)
- App Store / Google Playストア / Steam などにデビューしてみたい方 (ストア審査あり)
- WindowsだけでなくMac, iPhone, iPad, Android, Chromebook, Linux, Webでもゲーム開発してみたい方
アプリラインナップ
Polaris Engine (Windows, Mac, Linux)
Polaris Engineの開発環境は無料で利用でき、PC, Mac, Linuxに対応しています。
ベースの小説を書いた上で、右クリックして演出を追加すればゲームを作ることができます。
さらに、1行ずつ実行できるデバッグ機能や、変数の変化を確認する機能もあります。
ゲームのエクスポート機能がついており、ワンクリックでiPhone, Android, Windows, macOS, Web向けのゲームを出力可能です。
Polaris EngineのVLS (Visual Live Scripting) 技術は、GUI編集の便利さとスクリプト記述の効率性の間でバランスを取った、2001年からのソフトウェア工学上の研究成果です。
Polaris Engine Mobile (iPhone, iPad, Android, Chromebook)
Polaris Engine Mobileアプリを利用すれば、Polaris Engineの一部機能を外出先でもご利用いただけます。
iCloud Driveなどのクラウドストレージを使い、イラスト制作ソフトやテキストエディタと組み合わせてご利用いただけます。
あなたのお気に入りのデバイスで、どこにいてもクリエイティブに。
Polaris Engine Web (Chromeブラウザ)
Google Chromeブラウザがあれば、デスクトップ版のPolaris Engineと同等の機能が利用できるほか、
かつてKiraraにあった視覚的な編集機能も利用可能です。
開発途中のバージョンはこちら (フォルダの入れ子に対応していません)
Windows版ゲーム
Polaris Engineで作ったゲームは、ワンクリックでエクスポートすると、Windows版ゲームになります。
Microsoft Store, Xbox, Steamでの有償/無償の公開が可能であり、公開作業を代行してくださる方を紹介しております。
iOS版ゲーム
Polaris Engineで作ったゲームは、ワンクリックでエクスポートすると、Appleから提供されているXcodeでビルドできます。
ご自身のiPhone, iPad, Vision Proに転送するだけでしたら、Mac本体とApple Developer Programアカウントさえあれば審査は不要で、作業は10分もかかりません。
iOS向けに配信を行うことで、iPhoneとiPadだけでなく、2020年以降のモデルのMacや、Apple Vision Proにも配信できます。
App Storeでの有償/無償の公開が可能であり、公開作業を代行してくださる方を紹介しております。
Android版ゲーム
Polaris Engineで作ったゲームは、ワンクリックでエクスポートすると、Googleから提供されているAndroid Studioでビルドできます。
ご自身のAndroidスマホに転送するだけでしたら、登録や審査は不要で、作業には10分もかかりません。
Playストアで配信したAndroidアプリは、Chromebookにも配信されます。近いうちに、Android TVにも配信の予定です。
Google Playでの有償/無償の公開が可能であり、公開作業を代行してくださる方を紹介しております。
Webブラウザ版ゲーム
Polaris Engineで作ったゲームは、ワンクリックでWeb用にエクスポートすることで、そのままWebブラウザ用に公開できます。
画像のWebP化、音源圧縮、フォントのWOFF化などの工夫をすれば、最大200MB程度の大きさのゲームをWebで提供できます。
外出中のユーザ様にもインストール不要で遊んでいただけるので、製品のデモや体験版にも最適です。
ブラウザ版をどこで公開するか迷ったら、ふりーむ!様へどうぞ!
Polaris Engine開発サイドでも動作確認が取れています。
また、あなたが将来的にストア審査をクリアしていく上で、ふりーむ!様での審査が貴重な経験になるはずです。
仕様として、ページ表示の段階でゲームデータを全部まとめてダウンロードするため、
電車内などでプレイ中に通信品質が変わっても影響を受けません。
スマホなどでマウスの右クリックがなくてもタッチだけで使えるように、右上のシステムメニューをはじめとするUIを整備してあります。
ライセンス
ライセンスが自由なのがPolaris Engineの魅力です。
- Polaris EngineはMITライセンスの下で GitHubにて公開 されています
- 商用/非商用/ジャンル/年齢指定を問わず誰でも無償で自由に利用できます
- OSSライセンスですので、Polaris Engineの著作権者が、ユーザによるゲームの用途を限定することが、そもそも禁止されています
- MITライセンスですので、ソースコード非公開の企業利用が可能であり、現に商用モーション技術を採用したバージョンがあります
Polaris Engineシリーズの歴史
- 2001年12月 マウス操作のアドベンチャーゲーム制作ツールの先駆けである 「西瓜Studio」 として誕生 (GitHub 2003年版)
- 2003年03月 Ver.0.47.7で開発停止 (そのときのファイルは ここ に残っています)
- 2016年06月 エディタを廃止して "Suika2" として生まれ変わり、マルチプラットフォーム対応となる(が、活動中断)
- 2022年06月 活動再開してデバッグツールが "Suika2 Pro" として復活し、Discordサーバーを開設
- 2022年08月 GUI機能の導入によりゲームエンジン部分が完成
- 2023年01月 ビジュアルエディタ Suika2 Kirara の試作 (のちに廃止)
- 2023年05月 Suika2ノベルゲーム大賞2023を開催、9月末閉幕、10月末結果公表
- 2023年10月 作品のストア配信が始まる
- 2023年11月 Suika2 Proに簡易エディタを統合、22年に及ぶ研究開発成果である VLS (Visual Live Scripting) 技術として公表
- 2023年12月 App Store, Mac App Store, Google Play Store, Microsoft Store, Ubuntu PPA で開発ツールを公開
- 2024年01月 Suika2ノベルアプリ大賞2024を開催
- 2024年03月 軽量で高品質なエフェクトの拡充、プロ仕様ソフトとして他エンジンの置き換えを開始
- 2024年04月 Unity版の追加
- 2024年04月 Polaris Engineへの移行
どんなゲームで使われているの?
- すでにたくさんのゲームで利用されており、把握しきれません
- iOSやAndroidやSteamのストアアプリでも利用されており、有償作品の実績もあります
- 普及して間もないためWeb上の情報が少ないですが、ご質問が公式Wikiにまとめられつつあります
ユーザーサポート
有志によるDiscordユーザーコミュニティーがあります。初心者でも気軽に質問できます。
ユーザーコミュニティーに参加
SNSでは、X でハッシュタグ #PolarisEngine
を付けてポストしていただくことで、見つけ次第リプライします。
腕に自身のある方は、GitHubでご連絡ください。
誰が作っているの?
- コア開発者チームは、ユーザーコミュニティーとは別に活動しています
- プログラム本体は ktabata が書いています
- プロジェクトを支える公式素材や新規仕様は、コア開発チームのクリエイタ陣が作っています
連絡先
コア開発チームへの連絡は下記へお願いいたします。
- コア開発者ML core@polaris-engine.com
Polaris Engineのミッション/ビジョン/バリュー(MVV)
- ミッション
- 簡素: 誰でも簡単にノベルアプリを制作できます
- 高速: 私たちは最も高速なネイティブ技術しか使いません
- 開示: 私たちは他者の知的財産を尊重しながら、自分たちの技術はすべて公開します
- ビジョン
- 収益: ゲーム開発者はゲームをストアで公開し、簡単に収益を上げることができます
- 繁栄: どんなに不利な境遇の人でも、たった1台のスマートフォンで生計を立てられる世界を作り上げます
- 才能: 天賦の才を持ちながらも困難を抱えたギフテッドを支援して世に送り出します
- バリュー
- 情報: 私たちは創作を通じた情報の創出が人類の真価であると信じます
- 市場: 私たちはゲームサブスクの市場立ち上げをプラットフォーマーをパートナーとして完遂します
- 多様: ゲーム制作をすべてのデバイスで可能にし、制作されたゲームはどんなデバイスでも動作させます