ティラノからSuika2への移行について のバックアップ(No.1) - Polaris Engine Wiki

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ティラノからSuika2への移行について

ご意見: Suika2は発展途上で機能不足が目立ち、移行する価値がないというイメージがあります

  • いいえ、それはもう過去の話です
    • Suika2の開発は2023年の夏に目を見張る速さで進みました
    • 2023年10月には商用利用が始まっています
    • すでに完成しているが、発展もしている、今が旬のソフトウェアです
    • 現にiOSとAndroidのストアで実績があるため、その側面では競合ソフトウェアを完全に抜き去っており、アプローチできるユーザベースが桁違いに大きいです
    • AppleとGoogleのストア審査では、一度も品質の問題で審査落ちしたことがないという、商用に耐えうる高いクオリティを誇ります
  • 足りないように見える機能は、Suika2があえて制限しているものです
    • ここではティラノスクリプトやティラノビルダーとSuika2を比較します
    • ティラノ作品のWindows版はWebブラウザを起動してWebページを表示しています
    • つまり、ティラノ作品はPCのWebブラウザで実現可能なすべての機能や演出をゲームで利用できてしまいます
    • 一方で、スマートフォンはPCより性能が低く、メモリの量は1/4程度、処理速度は1/20以下(消費電力換算)に留まります
    • よって、PCのブラウザで実現できる機能や演出を使って組み上げてしまった作品は、そのままではスマートフォンに移植できません
    • このことが理由で、ティラノ作品をマルチプラットフォーム展開するには、他の商用エンジンへの移植が必要という、コスト面で高すぎるハードルがありました
    • 言ってみれば、同人/インディーと商業の分断や、商業への移行の難しさがありました
    • これらの背景から、Suika2は機能や演出にあえて制限を加えることで、スマートフォンでの動作を保証しています
    • スマートフォンの性能は、ハイエンド機では頭打ちですが、廉価機では年々向上しているため、Suika2の機能もそれに合わせて向上させていきます

ご意見: Suika2制作の作品には発表の場に制約があると思います

  • ティラノ作品にはノベコレという発表の場があるため、今後も文化圏として残ると考えます
    • その文化はぜひ大切にしていただきたいです
  • 一方で、ストア展開できる作品やそれを目指す作者様は、2024年のうちに急速にSuika2へ乗り換えが進むと予測しております
    • iOSやAndroidの先に、Switch/PlayStation5/Xboxといった家庭用ゲーム機への展開が確実に見えているからです
  • 反対に、ストア展開できない創作(暴力表現や超短編)については、現状のままノベコレに留まっていただくのがよいと考えます
    • あまりに多くの作者様が一度にSuika2に移行してしまうと、サポートの手が回らなくなるためです

ご意見: ふりーむ!は表現の規制があるので、コンテストは他のサイトで開催できませんか?

  • フリーゲームとして公開しつつ、ストア展開を目指す場合は、ぜひふりーむ!様で公開されることをおすすめします
    • ふりーむ!様の審査に通る作品であれば、安心してストア展開も行っていただけるからです
  • ふりーむ!様の審査に通らなかった作品でも、ストア審査に通った実績はあります
    • ですが、審査してもらわないとわからないという状況よりは、この作品ならストアに出せるという確信を持って開発していただくのがよいと考えています